甘党さん その5
久しぶりにその同じ店で同じチョコレートケーキを前にして、私は今や二児の母となった友人と向かい合っていました。
「相変わらず、レシピ教えてくれないのよ、ここのおやじったら」以前のトンガリはないにせよ、友人は前にもましておかしかったですねv
「上の子の時もそうだったけど、今度もまた、ま、いってみれば卵を産むようなもんだったわね」異常なほど安産だったため医者も看護婦もあんぐりと口を開けていたと、彼女はいいました。
そろそろ下の子の離乳食を始める頃だが、また上の子の時と同じように「この店でチョコレートケーキを買っていってまず、自分が四分の三食べた後、残りをつぶして与えるつもりだ」といっていました。
本気と冗談の境界線が、友人の場合、一体、本当はどこにあるのか、とうとう最後まで私にはわかりませんでした(´ω`)