アメリカの政治関連のこと~・・・その5

連邦議会も重要立法について行政府に指導をゆだねるようになり、また経済や景気回復のためになされた連邦予算の支出の実施に際して、行政府の権力が著しく増大しました。

このため、アメリカの連邦制と三権分立制は大きく変容を遂げることになったのです。

なお、ニューディールの諸改革は概して革新主義運動との比較の視点から論じられることが多いです。

というのは二つの改革がともにアメリカの資本主義体制と民主的政治体制の維持を前提とした改革であったからです。

ただ、革新主義時代の場合は、どちらかというと地方や州レベルの大衆的な下からの政治運動に依拠した改革であったのに対し、ニューディールの場合はいわば連邦政府の主導の下に、上から実施された改革であったところに両者の相違が認められます。

アメリカの政治関連のこと~・・・その4

ニューディールの課題は経済の軍事化の過程で達成されることになったのです。

ここで注意すべきは、右の一連の改革過程において、ニューディール政策が実は連邦政府の機能を著しく拡大し、かつ大統領の権力を大きく増大させた点です。

いうまでもなくアメリカ経済の再建には、連邦政府が大きな役割を果たしたが、ニューディールは救済と景気回復の責任を連邦政府が積極的に引き受けることによって、国民の経済生活へ全面的に介入しました。

そのため、州や地方自治体は連邦政府の行動に期待を寄せ援助を求めるようになりました。

こうして、連邦政府の機能は著しく増大するとともに政策が複雑化し、また大統領が政策決定に強い権限を行使するようになったのです。

アメリカの政治関連のこと~・・・その3

第三期(一九三七⊥二九年)は、保守勢力や実業界が団結しその巻き返しを図り、そのため、社会改革は一時行き詰まりの徴候を示した時期です。

特に、一九三七年には、アメリカの経済は再び景気後退に見舞われるなど、ニューディール政策は困難な状態に直面しました。

しかし、戦争に備えた国防力増強策が赤字財政支出を促進し、ニューディールの行き詰まりを打開したのです。

事実、軍事支出の急激な増加により、景気は回復をみせ、いわゆる戦時体制の下において完全雇用が実現しました。

アメリカの政治関連のこと~・・・その2

ニューディール政策はおよそ七年という長期にわたり、それは三つの時期に区分することができます。

第一期(一九三一ニー三四年)は、いわば救済と復興に力点が置かれた時期です。

すなわち、失業の救済、銀行の立て直し、通貨管理、農業調整法による農業生産統制、テネシi河流域開発公社の設置、全国産業復興法による各産業部門の一種のカルテル化と統制。

また労働者の権利と最低労働条件の承認、大規模な公共事業などの政策が遂行されました。

アメリカの政治関連のこと~・・・その3
第二期(一九三五ー三七年)は、ニューディールが左傾化した時期であり、社会改革を重要視した諸政策が打ち出されました。

すなわち、社会保障制度の樹立、労働者の権利の承認、ワグナー法の制定、税制改革、公共事業の拡大、農村電化局や再入植局とか全国青年局の設置、また連邦政府の金融・通貨政策の権限の強化、公益事業持株会社に対する規制といった一連の政策がこの時期に実現をみました。

アメリカの政治関連のこと~・・・その1

経済的繁栄を続けていたアメリカは一九二九年十月、ニューヨーク証券取引所の株価大暴落を契機として長期にわたる深刻な大恐慌に落ち込み、経済秩序が崩壊しました。

ニューディール政策とは、一般に一九三三年に政権に就いたF・ルーズベルト大統領がこのような不況に対応して打ち出した一連の立案・政策をいいますが、ルーズベルトが目指したものは、何よりもアメリカ資本主義の再建でありその改革でした。

ニューディールの目的は三つのR、つまり救済、復興、改革にあり、これによりニューディールは改革の面では、資本主義の体質改善に多くの成果をあげました。

休みの日には・・3

以前、ある人が山手樹一郎みたいな捕物小説を書きたいと言っていたが、ここを見て研究するといいんじゃないだろうか。

刑事博物館はこうした刑事関係の資料四〇〇点の他に、江戸時代の古文書一五万点、藩政文書として知られた内藤家文書三万点、江戸時代の絵図、中世の古文書などを合わせて、約二〇万点を所蔵している。
閲覧することができるが「席が一二、三席しかないので、あらかじめご連絡した方がいい。

とくに一度に大量の古文書を閲覧したい方は、「連絡いただければ、出しておけますので、ぜひ連絡して下さい」と係の人は言っていた。

古文書だからコピーはもちろんとることはできない。
写真は申し込み用紙に記入し、条件が合えば許可される。
知り合いの編集者が古文書に関心を持っているので、さっそく教えてあげよう。

休みの日には・・2

処刑方法は前のボタンのところを開けて人を入れて閉めるのだ。
恐ろしい処刑道具だ。

日本の江戸時代の処刑道具もある。
火あぶりの道具の火罪柱、はりつけ柱。
拷問道具もいくつかある。
映画で見たことがあるような石抱拷具。

「そろばん板(まき)を庇受柱の前に据え、罪人をその柱に縛り座らせて、膝の上に石(伊豆石)をのせて拷問を行う」と説明が書いてある。ギザギザの板が足に当たって痛そうである。

江戸時代の捕具も所蔵している。
私が行った時、ちょうど十手と捕物展をやっていた。
木製十手、鎖十手など本物の十手を見るのははじめてだったので結構楽しかった。

休みの日には・・

浅草の花やしきにあるおばけ屋敷も怖いが、刑事博物館も怖い。
処刑や拷問の道具が置いてあるのだ。見なくてもいいのだが、どこかの新聞の学芸欄で「恐怖は快楽に通じている」と誰かが書いていたように、怖いもの見たさでついつい見てしまった。

名前からして怖そうなギロチンの複製品。
鉄に首を入れる穴があけられ、首を切る刃の部分がヒモで上から吊るされている。
見ていると首のあたりが何かモゾモゾしてくる。

「鉄娘」(複製品)は中世ヨーロッパの処刑道具。
高さ二メートルくらいある鉄の板でつくられた女性の像。

人が一人入れる中にたくさんの鉄の針がある。

おススメ3

本棚には酒好きな人が喜びそうな本がそろっている。
酒に関するエッセイ、小説、雑学の本は六段の本棚を二つも占めている。
次の本棚には、飲食店ガイド、飲食店経営、食生活・食文化の本がそろう。

『五百万円あれば居酒屋商売を始める』は私がときどき遊びに行っていた出版社が居酒屋ブームのときに出した本だ。

隣の本棚には食べ物・料理の本。
話だけだと思っていたら、たぬき汁は本当にあるらしく『新編たぬき汁』といった書名の本がある。

酒そのものの本は日本酒、ワイン、ウイスキー、焼酎などあらゆる種類の酒の本が並ぶ。

その他、古書、日本料理の豪華本、山頭火の本に洋書もある。

おススメ2

見学者は見あたらず、カウンターの中に若い男性と垢抜けた若い女性がいるだけだった。
壁の二面にL字型に木の本棚が置かれ、ぎっしりと本が詰まっていた。閲覧席にあるテーブルは、日本酒をつくるときに使う木の丸い桶のようなものの上に、透明の丸いガラスを置いたものだった。

ガラス越しに桶の中をのぞくと、麹が入っている様子をあらわしているのか、白くなっていた。

周りに置かれた椅子も居酒屋にあるような背もたれのない木の椅子で、座るところには畳が敷いてあった。

雑誌入れには酒の雑誌『たる』の他に『ポパイ』や『フラッシュ』など一般雑誌も置いてある。

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